中央流行感染症指揮センターは3月13日(月)、新型コロナウイルスの新規感染例が6435例で、昨年4月26日の6295例以来、321日ぶりの最低を記録したことを発表した。
台湾ではコロナ関連の規制が徐々に緩和され、3月20日(月)より感染者の症状が軽症の場合は報告を免除され、隔離も不要となる。ただし自主健康管理は行うが、期間中に抗原検査で陰性判定が得られた場合や、陽性判定から10日が経過していれば検査不要で解除。またオンライン診療は遠隔地や離島のみに限られ、その他の地域ではクリニックや病院での診察となる。さらに今後の「感染例」の定義についても、軽症の場合は含まれない。
そのほか現在公費で処方されている経口抗ウイルス薬パクスロビドについて、同日立法院で行われた公聴会では適用範囲の拡大を求める意見が提出され、同センターは今後専門家らと相談し検討するとした。なお現在は医師が高リスク群と評価した場合に限り処方される。
またPCR検査は当面の間公費にて実施する。
(3月14日)