民進党の台北市長候補者に選出されている陳時中氏が、9月28日(水)夜、自身のFacebookアカウントにて心中を吐露、投稿から20分で数万人が「いいね」を押し、数千人から激励のコメントが寄せられた。
陳氏は衛生福利部の長官として新型コロナウイルス対策に尽力し、その功績により多くの支持を集め、市長就任への期待も大きい。一方で〝叩き〟ともされる中傷なども多く、市長選の対抗馬である蔣萬安氏の支援者から昨年のワクチン手配に関する汚職を疑われるなど、ゴシップにも見舞われた。
陳氏は投稿で「多くの中傷や罵声、罵倒を浴びながらコロナ禍を生き延びてきたが、これ以上どんな攻撃を受けるのか」とし、友人たちから心配する声が寄せられていることを打ち明けた。
(9月29日)