第四発電所、燃料棒搬出を完了 8月にも稼働問う国民投票へ

 新北市貢寮区にある第四原子力発電所(核四)にて3月28日(日)、保管されていた燃料棒の最後の1ロットが搬出されたことがわかった。

 同発電所には計1744本の燃料棒を保管。台湾政府は2018年、立法院の決議で25年までの「非核化」を目指し、6回に分けてアメリカの製造元へ搬送することを決定していた。18年7月に初回の、同9月には2回目の搬出が行われ、立法院の決議で2020年末以前の完了が決定していた。しかし新型コロナウイルスの影響で全世界的に海運が乱れ、また国際原子力委員会の規定により台湾電力側の一存では搬出時期を確定できず、今年第1四半期中の完了を目途としていた。なお燃料棒の搬送にかかる費用は6億9000万元。

 また同発電所の建設や稼働をめぐり、台湾ではたびたび国民投票でその是非が問われており、2013年には反対派による大規模なデモが行われている。蔡総統は「稼働は選択肢にない」としているが、今年8月28日には再びの国民投票実施が確定している。

(3月31日)

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