彰化縣に住む80歳代の女性が9月25日(金)、警察を名乗る男から預金を騙し取られかけたものの、銀行員と警察が女性の行動を不審に思い、詐欺を未然に防ぐという出来事があった。
犯人は女性の銀行口座と個人情報が何者かに盗用され刑事案件が発生したため、口座内の預金238万元をすべて調査する必要があるとして指定口座に振り込むよう指示。さらにこの件について他者に漏らした場合は収監される恐れがあるなどと脅した。
女性は犯人の話を信頼し銀行へ向かったが、緊張で手が震えていることに行員と警備員が気付き声をかけた。女性は「振り込まないと逮捕される」「台北、台中、雲林の警察がみんな捕まえに来る」などと話していたという。
(9月28日)