中国上海市の浦東国際空港にて6月27日(火)、広東省広州市へ向かう飛行機の乗客が機体のエンジン目がけてコインを投入、約6時間遅延するという騒動があった。
乗客は80歳代の女性。同日12時40分発の南方航空0380便にて、搭乗時にエンジンに向けてコインを放り投げた結果、同便は搭乗済みの全乗客を降ろし再検査を実施。16時53分に検査を終え、安全に離陸した。
女性はこの行為に対し「幸運を祈るつもりだった」と述べ、悪意はなかったと見られる。しかしながらスタッフらが気づかなければこのまま離陸し、大事故に至った可能性も否めないとして、同航空では乗客への意識改善を呼びかけている。
(6月27日)