宜蘭縣蘇澳鎮にある「南方澳跨港大橋」が、10月1日(火)9時半頃崩落。この事故で12人が負傷、2日(水)朝、4人の遺体が見つかった。
南方澳跨港大橋は1998年に竣工、長さ140㍍、幅15㍍で2億元以上を投じ基隆港務局が建設。本土の漁港と豆腐岬を結び、当地ではランドマークとしても知られる。
今回の崩落により橋の下を通過中だった漁船3隻が押し潰され、船員は海に投げ出されるか、船内に閉じ込められたとみられる。また橋の上を走行中だったタンクローリーが崩落とともに落下し発火した。
事故の原因について、先頃通過した台風18号「ミートク」の影響が囁かれているが、立法委員・陳歐珀氏は、(橋は)16級の風速実験を経ており、今回の台風は14級程度であるため関係は認められないとしている。
交通部では専門ユニットを組織、原因などの調査に当たっている。
(10月1日)