大気汚染調査・高雄市は良好 南投のごみ堆積量が増大

 

近頃発表された5月の大気汚染度調査で、高雄市が全国6直轄市中1位、一方で最下位は新北市だったことがわかった。

環境保護署空気品質観測ネットの資料によると、高雄観測ポイントでは今年4月以降大気の状況は至って良好な数値を示した。全国のPM2.5濃度から比較すると、高雄市は4月以降7位から4位へランクアップ。上位3位は花蓮、台東及び離島の澎湖が占め、これには及ばなかったものの直轄市では1位。台北市は5位だった。

また南投縣草屯鎮では縣内のごみを外で燃やすことができず、堆積量が1.6万tにものぼっている。環境保護署環境督察総隊は5月22日(火)緊急調査を実施、ごみ焼却炉を有する他縣市の協力を依頼する方向で調整中。先んじて補助費用を受けごみを圧縮・パッキング、さらに南投縣環境保護局に対し機械処理にてごみをバイオ化する計画書を提出した。ごみの縣外移送に関しては、台中市が受け入れ量を従来の150tから50tへ引き下げ、草屯・竹山鎮では堆積量が増加。臭気が付近に漂い住民が被害を訴えている。

(5月22日)

 

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