新北市で高齢者の看護師として勤めるフィリピン人女性が、雇用主からセクハラを受けたとして訴えた件で、新北市地方検察署は12月3日(月)、雇用主の男(74)をセクハラ予防法違反で起訴した。
女性はこの男とその兄に雇用され、2人の母親の看護師として自宅で勤務。しかし今年1月中旬頃、9日間に渡り胸部や臀部、陰部をまさぐられるなど連続してセクハラ行為を受けた。女性は当初我慢を決めていたが、行為がエスカレートしつつあったため通報。男は容疑を全面的に否認したが、ポリグラフ検査で嘘と判明、起訴された。
また9月にも台北市で外国籍看護師の女性に自慰行為を手伝うよう強要した男が強制猥褻罪で起訴されている。
(12月3日)