フランス製粉ミルクの汚染 サルモネラ菌検出で回収へ

 

フランスの大手乳製品企業「Lactalisラクタリス」は12月11日(月)、同社の生産する粉ミルクにサルモネラ菌汚染の疑いがあるとして、台湾を含む輸出先の諸外国へ製品回収を緊急指示した。

台湾衛生福利部食品薬物管理署によると、友華生技、端強實業、佳格食品の3社を通じラクタリス社製粉ミルク「Milumel」、「Celi」など8品を輸入、すでに6万缶を出荷。同署は同日12時時点で3社に対し出荷先からの回収を命じており、期限内に回収できない場合は関連法令に則り3万〜300万元の罰金が科される。

フランスでは同社製品を原因とした子どもの病気が26件報告されているが、現在外国への出荷分からは見つかっていない。同署は、サルモネラ菌は自然界に存在するものであり、煮沸することで死滅するため十分な加熱を呼びかけている。

(12月13日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1.  花蓮縣で9月23日(火)、台風18号「ラガサ」による大雨で、縣中部の馬太鞍溪にある堰き止め湖から水…
  2. 大阪のお笑いを象徴する「吉本新喜劇」が10月18日(土)に台北公演を開催。抽選で読者3名に「鑑賞券」…
  3. 台北の新光三越・台北南西店にて大型企画が展開中。南側の南西1館では9月24日(水)より、地下食品フロ…
PAGE TOP