移民労働者の権利保護 名称変更で差別撤廃へ

内政部長・徐國勇氏は5月3日(金)、桃園市蘆竹区にある義美食品工場にて行われた移民労働者に関するイベントに出席。この席上で移民署は外国人居留証に記載された身分を「外労(外国人労働者)」ではなく「移工(移民労働者)」に変更することを発表した。
同イベントでは「移民労働者に関心を、権利の保護を」と題し、社会における移民労働者の存在の支持及び尊重を呼びかけた。「外労」の名称はこれまで差別的に使われることが多く、この偏見を撤廃する目的があるとみられる。
台湾に居住する移民労働者は現在約70万人、桃園市にはうち11万人が居住。義美食品工場では約400人が雇用されている。
(5月3日)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 花蓮で発生した洪水被害で多くのボランティアが支援に当たる中、女性ボランティアが地元の高齢男性からつき…
  2. 台湾の民法で定められる「兄弟姉妹の法定相続分の一部を保障する制度」を廃止すべきとするオンライン署名が…
  3.  「SAPIX INTERNATIONAL TOKYO」が11月7日(金)、帰国生入試に向け…
PAGE TOP