中央流行感染症指揮センターは6月2日(水)の会見で、新型コロナウイルスの大規模なワクチン接種計画を発表。これによると病院のほか診療所でも接種を行い、各居住区の小型接種所や大型の接種会場を設置する方針だ。
同センターによると6月から8月にかけて、ワクチン200万本と1000万本が台湾に到着する見込み。数量が充足していれば、1週間当たり100万回の接種を行うとした。
計画によれば300カ所の病院で1日のべ300人、1週間で54万人に、さらに200カ所の衛生所で1日100人、週10万人と、2000カ所のクリニックで1日50人、週60万人に接種することができる。大型の接種会場について、台北市の柯文哲・市長は小巨蛋や世界貿易センターを検討しているとした。
接種希望者は専用のプラットフォームを用意し、携帯端末またはパソコンから、配給用マスクと同様の「健保快易通」にアクセスするか、コンビニ4社の店舗、薬局で申し込む。
(6月2日)