昨年12月、資金繰りの悪化で運航を停止した「遠東航空」の給与未払いに関し、台北市労働局は3月9日(月)、調停会議を行った。
労働局労働基準課によると同社職員の966人が調停を申請しており、会議には在職者と離職者の双方代表合わせて10人余りが出席。同社では5日(木)付で528人の大量解雇計画を提出しており、債権状況などを確認し30日(月)にも2回目の調停会議を行うとしている。
給与の未払い額は数億元にものぼり、労働局では同社への処罰及び450万元の罰金を科している。同課課長によると人数と金額を確認し、労基法に則り支払い手続きを進めるという。
(3月10日)