台湾では8月8日(木)から9日(金)にかけ、台風9号「レキマー」が接近。8日(木)午後は中南部が、9日(金)は台北・新北市を含む北部7市縣が台風休み(颱風假)となった。
台風休みを発令する基準として、4時間以内に台風の通過により暴風域半径に入る地域で、平均風力が時速50~60㌔の7級以上、また突風の風力が90~100㌔の10級に及ぶこと、24時間の累積降雨量が200~350㍉(地域により異なる)に達することが挙げられる。
休暇当日、桃園市では土砂崩れが発生し一部通行止め、また台北などで7万戸以上が停電したが都市部では風力、雨量とも予想を下回る結果となり、ショッピングモールや映画館などが大混雑し〝誤判断〟という批判の声も聴かれた。
また台南市など南部では13日(火)・14日(水)にかけ10号「クローサ」の影響で休みとなった。
(8月14日)