【今週もゴチになります】看板のない店 —日本料理—

ビジネスマンの安らぎ処

今や日本では幻となった新鮮な「牛レバ刺し」(300元)を火・金曜限定で提供する「看板のない店」。海外に住む日本人が集まる店を作りたいと、上海の人気店が林森北路五條に店を構えて4年、今やすっかり日本人ビジネスマンのオアシスと化している。

シックで落ち着きのある隠れ家風の店内に、ゆっくり酒を楽しめるカウンター。これだけでもふらっと立ち寄りたくなるが、カウンター席なら時間無制限で「アサヒ生ビール」(180元)が半額。これは迷う余地がない。とことん飲みたい日にはビール、サワー、焼酎、日本酒などこちらも時間無制限の「飲み放題」(880元)がお得だ。

ほっこり焼酎タイム

近頃常連の人気は「山芋の漬物」(130元)に「特製ハンバーグ」(260元)、シラスとネギの玉子焼」(220元)の3品。

ヤマイモは生のまま3日間漬け込み、ピリッとほどよい辛さに。「特製ハンバーグ」は、皮付きポテトを敷いたアツアツの鉄板に、トマトソースを添えた自家製チーズハンバーグが乗っている。ジュワジュワと肉汁の弾ける音、チーズが焦げる香り、五感と胃袋が間違いなく刺激される。旬の台湾産シラスをたっぷり入れた「シラスとネギの玉子焼」は、酒の肴にうってつけ。

焼酎は黒霧島、白波、竹山源酔など全8種を揃え、ボトルも1280元とリーズナブルなので合わせて頼みたいところ。また夏バテ防止にスタミナ摂取! と言わんばかりの「にんにく塩焼きそば」(200元)。スライスにんにくが香るシンプルな塩味でいくら食べても飽きがこない。

今週は、つまみに最適な「チーズコロッケ」を1組に1皿サービス。揚げたてサクサクをひと口かじると、中から熱々のチーズがとろけ出す。火・金ならこれにレバ刺しを加えて大満足。気取らず温かく迎えてくれる店で、自宅に帰る前のひと時を。

Info

住所 中山区林森北路85巷9號

TEL 02-2581-6345

営業時間 17時半~24時(ラストオーダー23時)

席数 38席、個室1(最大12人)

予算 1000元

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台北市内の幼稚園で、教師が児童を帯同する修学旅行に、澎湖・金門または東京・大阪各7日間のプランが提案…
  2. 問台湾人の同僚が「おばさんが来たから体調がよくない」と言っていました。家庭の事情が複雑なのかな、と…
  3. 新北市永和区で4月15日(月)、私立専門学校に通う外国籍の男子学生が川で溺死する事故が発生した。…
PAGE TOP