中華圏では〝雙11〟と呼ばれる11月11日(日)を中心に毎年恒例のネットショップセールが行われ、中国大手「京東」では台湾の同日14時時点での売り上げが昨年同期比5倍の約6000億元を記録した。
〝雙11〟は1が4つ並ぶことから「独身の日」などと呼ばれ、婚活パーティなどが多く開かれる一方、数年前中国のショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」や「天猫(Tmall)」を運営する「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」が提案した「購物節(買い物の日)」としても知られ、毎年この日には各ショッピングサイトが競ってセールを展開する。台湾での注文量が最多となったのはパソコンや携帯電話など通信関連製品で、昨年の5倍を記録。また書籍や動画コンテンツ、家電、カー用品、家具及び生活用品が続いた。
なお阿里巴巴傘下の「Tmall」では11日(日)の売り上げが9457億元に達した。
(11月13日)