新千歳から台湾旅客帰国 921彷彿とさせる恐怖

北海道・新千歳空港にて9月8日(土)、国際線の運航が再開。地震発生後足止め状態となっていた台湾人を含む外国人旅客ら約1600人は、空港で夜を明かし、航空券を入手するためチェックインカウンターに長い列をつくった。

エバー航空BR165便は310人を乗せ台北桃園空港へ着陸。無事降機した旅客らは安堵の表情を浮かべた。ある台湾人女性は「921大地震を思い出した」と地震発生時の恐怖を語った。女性の宿泊したホテルでは延泊を無料とし、水や食料も無償で提供、航空券もすぐに入手できたため帰国は1日遅れたのみ。

観光局によると、北海道を訪れていたツアーは41団体、旅行客は1261人。935人が参加する27団体が旅程をキャンセルしたという。また21号台風の影響で一部閉鎖中の関西国際空港では980人30団体が取り残され、1375人55団体が訪日をキャンセルした。

(9月11日)

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