ホスピス病棟で火災発生 入院患者ら12人死亡、15人けが

新北市新荘区にある「台北医院」にて8月13日(月)未明、火災が発生。この火災により亡くなった人は15日(水)までに12人に達した。

消防局によると、火は早朝4時頃7階のホスピス病棟から出たもので、5時過ぎに消し止められた。同ホスピス病棟には33人が入院していたほか、看護師や介護職員などスタッフを合わせ計41人がいた。

警察の初動捜査では、火災の発生を通報した介護師の証言から、1人の男性患者が友人から贈られた電気マットが火の発生源とみて、男性患者から話を聞いている。この火災による死者は当初9人だったが、心肺停止状態から快復した重症者3人も15日(水)に亡くなった。うち2人は煙による窒息死、残る1人の死因が不明のため血中の一酸化炭素濃度などを調べ死因を特定する方針。

同医院によると、けが人の医療費のうち健康保険が適用されない分を健康保険署が立て替えるという。

(8月15日)

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