台湾中央気象局は10月16日(月)午前2時頃、今年21号台風「ラン」の発生を報告した。同時点で北緯9.9度、東経136.2度に位置し、時速14kmで西北西方向へ移動。
同台風は推定される進路では台湾への上陸は予想されていないものの、その規模は今年最大級とされる。同局は18日(水)、東北からの風の影響で台北の高台部や基隆、北側の海岸線に局地的な降雨があるとして大雨警報を発令した。
東北からの風の影響は24日(火)頃まで続くという。23日(月)・24日(火)はこの風と台風が乾いた風を呼び込み、降水量は減少する模様。また気温も低下し、北部及び花蓮、宜蘭などで最低気温20〜21度、最高気温が23〜26度まで下がり、秋らしい天気になる見込み。
また東北からの季節風の影響で、台湾の大気汚染が深刻化している。
(10月18日)