【ジャピュラン☆ガイド】第106回 金稻子東北火鍋(ジンダオズドンベイフオグオ)

大行列の人気東北鍋 

 肌寒くなってきた夜、友人から「火鍋食べに行かない? 」とのお誘い。二つ返事でOKし、やってきたのは吉林路、行列必至の東北料理店「金稻子」。この通り、しれっと名店が潜んでる、台北屈指の隠れグルメストリートなんだよね。
 今回は友人+その友人たち、火鍋には人数的に完璧な計5人。中国の東北地方訛り全開の老板娘に迎えられ、予約してあった店内の席に案内されたけど、店内がうるさかったので歩道にせり出した円卓に移動させてもらいました。
 頼むのは、もちろん「酸菜白肉鍋」。以前上海に住んでいた頃、冬になると時々食べてた料理で、煙突みたいな鍋の真ん中に炭が入ってて、ずーっとグツグツ熱々が食べられる。今回は羊肉メイン、でも羊が苦手な人もいたので豚肉も追加しました。

▲冬を彩る東北料理の懐かしい味にエモさ爆裂 

 

北方の寒さに思いを馳せて 

 ほどなくして運ばれてきた鍋に、テンション爆上げ。スープは澄んでいて、酸菜の酸味が立ちすぎず、脂も重くない。ひと口食べた瞬間「あ〜これこれ」とエモさが爆発しつつ鍋を堪能。
 鍋を煮込みつつ、一品料理もがんがん注文。まずは東北版の酢豚「鍋包肉」。カリッとした豚肉の衣に甘酸っぱいタレが絡んで、唾液腺が刺激されます。続いて「東北大拉皮」は太くてもちもちした平たい春雨みたいな麺に、ニンニクとゴマの効いたタレがど直球にうまい。
 そして羊のクミン炒め「孜然羊肉」はクミンの香りがぶわっと立って、羊好き陣が大歓喜。華やかな冷菜「彩虹茄子」、超家常なジャガイモとピーマンとナスの炒め「地三鮮」と、野菜系もちゃんと頼む。  終盤、もうお腹は限界ってところにサツマイモの飴がけ「拔絲地瓜」が登場。器に入った水に潜らせて飴を固めてから食べる、背徳のスイーツ。甘くてあったかくて、締めにピッタリ。
 出菜はゆっくりだし、盛り付けも豪快。でも東北料理の空気をそのまま持ち込んだローカル感があって、台湾にいながらにして中国北方の冬に思いを馳せる、不思議な一夜となったのでした。

info

住所 台北市中山区吉林路171號 
TEL 02–2541–9527
営業時間 11時半~14時、17時15分~21時半 (月曜休み)  
予算 600元~ 
エリア 行天宮   

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