台湾中央気象局の観測データによると、8月16日(水)12時頃、台北地区の気温が37.8度に達し、15日間連続して37度以上となったことを公表した。
同局によると、この記録は観測史上2番目の長さ。なお最高記録は昨年の20日間だという。
しかしながら10日間を数えた14日(月)時点での電力使用量は行政及び電力会社の予想を上回ることはなく、電力消費が最も多かったのは13時58分頃の3605万kw。予想よりも約5%少なかったが、残りわずかであるとして供給警戒警報が発令された。
ヨーロッパ中期予報センターによると、17日(木)~21日(月)は熱帯大陸気団が北上し、熱帯海洋気団は西へ移動。台湾北部の平均気温は1~2度低下するが、最高気温は37度となる見込み。
また22日(火)~熱帯性低気圧が台湾南部とフィリピン間のバシー海峡を通過、東部及び中南部は降雨量が増加。東部沖で台風が形成される恐れも指摘された。
(8月17日)