台北MRT「車内で水を飲んだ」 警備員の出動要請放送に大議論

台北MRTではホームや車両内での飲食を禁じているが、4月27日(日)、車内で水を飲んだ乗客に対して警備員の出動を要請する旨の放送が流れたとして、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。
@民視新聞網
発端となったのは、掲示板サイト「PTT」に投稿されたあるユーザーの書き込み。「水を飲んでいる乗客がいるため、警備員に5号車に行くよう指示する旨の車内放送があった」という。投稿者は驚き「水を飲むことがそんなに重大な違反なのか」と困惑を綴った。
この投稿は瞬く間に拡散され、ネット上では「水を飲んだだけで警備員が出動? 大げさすぎる」「水なら問題ないはず」「ゴミを捨てたわけでもないのに」といった批判の声が噴出。一方で、「飲食禁止なら水も当然ダメ」「ルールを守れないなら別の交通手段を使えばいい」「のどが渇いたなら駅を出て飲めばいい」と支持する声もあり、議論は真っ二つに分かれている。
台北市政府の公式サイトによれば、現行の「大衆捷運法」では水や白湯も含めすべての飲食行為が禁止の対象となる。ただし体調不良など特別な状況の場合、駅係員に申し出たうえで可能としている。

(4月28日)

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