今年10月に財政部台北国税局が実施したプロモーション活動で高額賞品の当選者が重複した件で、国税局はこの度、活動を請け負った業者が積極的な参加者の当選確率を引き上げ市民の信頼を損ねたとして、同業者に対し賠償を求めていることがわかった。
活動はレシートのクラウド保存を促進する目的で行ったもので、約6万2000人がのべ29万3000回参加。財政部のクラウドアプリを使用しレシートを保存するとポイントが貯まり、クーポン交換や抽選に応募できるものだった。しかし一部の大賞で4人が重複して当選していたことが発覚。システム上で複数回参加した人の当選確率が上がる仕組みだったことがわかった。
(12月18日)