鶏卵不足受けた特別輸入措置 余剰分が期限切れで堆肥に転用

農業部によると、今年輸入した鶏卵5330万個が消費期限切れのため堆肥に転用したことがわかった。

今年初め、深刻な鶏卵不足に直面したのを受け、農業部は3月に短期的な特別輸入措置を解放。また独自に輸入を発注し、輸入量はコンテナ150個分の6000万個に達したが、入荷時期が集中したことで特別措置で輸入分の卵が過剰となってしまったという。

今年初め、非常に深刻な鶏卵不足が発生し〝闇市〟では1カートン200個当たり910元が1800元以上にまで高騰した。これを受け農業部では来年6月までの短期輸入特別措置を展開、トルコなど12カ国から鶏卵を輸入。一般市民の購入のほか、食品加工などにも応用できるよう手頃な価格で供給した。

しかし同時に民間業者が独自のルートで鶏卵を輸入するなどし、農業部が調達した卵が到着に遅れを取った形。この輸入政策は与党と野党の対立の論点となり「輸入卵は実は国産卵」といったデマが飛び交うなどしたほか、5000万個を超える鶏卵が期限切れとなったことで、農業部はさらなる批判を浴びている。

(10月11日)

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