秘蔵の店にアテンド
日本から友人・知人の来訪が続くこの頃の週末。ゆっくりだらだら過ごすことはなく、朝から晩までアテンドしまくっています。そんな中、超仲良しの友達が来たので、とっておき秘蔵のグルメスポットに案内することに。
「なーなー、まだ歩くん? ちょっと疲れたし暑いんやけど…」そう、友人は関西人。そして店に着いたらエアコンがある、と信じきっていますが、今回のお店は屋外! なので火照った身体をエアコンで冷やすことはできません。
迪化街を北上すること10分、「慈聖宮」というお寺の前にある、屋台グルメストリートに到着。ここは地元のおじちゃんやおばちゃん、家族連れが朝ごはんに昼ごはん、そして鍋をつつきながらお酒を楽しむ憩いの場で、けして観光スポットではないのです。以前、現地コーディネータ=をしている人に教えたら、翌月には日本の某雑誌で紹介され、直後に訪れたところ観光客と思しき人々がコミュニケーションに四苦八苦する光景を見かけましたが、ここは日本語はおろか英語も通じないと覚悟して臨むしかない、そんな場所です。
▲地元民のシンプルな日常食、これがうまい
選りすぐりのうまい店
お店は道路側に張り出した屋台の椅子に座るのもOK、お寺前の広場に広げた折り畳み式のテーブルやプラスチック製の椅子でもOK。席も、前はどこに座っても大丈夫だったんだけど、最近はテーブルに各店舗の名前が貼られてて、利用する店のテーブルしか使えないのでご注意を。
さて、席を取ったら早速オーダー。ここは「魯肉飯」と「排骨湯」をメインに、おかず各種を適当に頼むスタイル。友人もメニューを言われたところで何が何やらだと思うので、私が勝手にオーダーしてやりました。
できた料理を運ぶのもセルフ。さあ、召し上がれ。排骨湯のスペアリブには、別添えのタレをつけて食べるとおいしいよ。「何コレ、うまい!」「見た目はすごい普通なのに、めっちゃうまい」と大絶賛。そりゃあそうだろう、私が選んだ店だからな。おっとそこで勘違いしちゃいけない、台湾ってどこで何食べてもおいしいなんて言うなよ? 私はうまい店もうまくない店も数々をトライして、その中の選抜店にお前をお連れしているのだ!
「わ、わかった…うん、この店はまた来たい」。じゃあ中国語をもっと勉強しなくちゃな!
info
住所 台北市大同区保安街49巷
電話 なし
営業時間 10時~16時半
席数 約20席
予算 100元~