【特集】さあ、台湾の駅舎をめぐる旅へ出かけよう➆

13.保安(バオアン)站

台南市の南東郊外にある小さな駅。
日本統治も終わりに近づく明治期の1942年に建てられた。
北に台南駅を含む3駅上った「永康」駅から切符を買い求め、縁起物として保存する人が多いという。

サトウキビから砂糖を作る製糖業の輸送用駅として活躍した

永康駅からの切符は「永保安康」で、永久に平和と健康が守られる、という意味になる

私設の美術館「奇美美術館」。西洋美術所蔵品は台湾最多、中でもヴァイオリンは世界最多を誇る

駅の西側には台湾におけるユダヤ人の歴史資料館「台湾Holocaust和平紀念館」も

・保安火車站
住:台南市仁徳区

14.高雄(ガオション)站

現在の駅舎は1941年に建てられた3代目。
こちらも鉄道の地下化計画のため新駅舎裏手に移設され、地下化が完了次第元の場所に戻し入り口部分を担うことになっている。
なお新駅の建設と地下化計画は2023年までの予定で、
2018年10月にオープンしたアジア最大のアートセンター「高雄衛武営芸術中心」と同じオランダの建築家・フランシーン・ホウベン氏が手掛ける。

日本の城のような重量感ある旧駅舎、実はJR奈良駅によく似ているという

防波堤のような形をした「旗津半島」へ渡る船着き場付近はかき氷店がズラリ

西側海岸部に拓かれた旧市街の中心には「旧英国領事館」跡も

1918年築の灯台。まるで教会を思わせる

・高雄火車站
住:雄市三民區建國二路320號

 

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