台北市政府は12月16日(金)、電子クーポン「熊好券」の配布を実施。しかし使用期限が72時間以内とごく短かったことで、市民からは不満の声が相次ぎ寄せられた。 「熊好券」は台北市が発行する経済振興クーポンで、宿泊、飲食、スポーツ、市場、文化の5種類があり、今回は宿泊が500元、その他は各100元のクーポンを発行。12月5日以前に〃クーポンを利用したことがあり、アンケートに回答した人など条件に符合する人を対象に再度配布された。 しかしすでに週末の計画を立てていた人も多く、16日(金)朝8時に発送され、利用期限が18日(日)24時までと短いクーポンは期限までに使用できるはずもなく、使用で来たとしても本来は不要なはずの消費を促されたなどと不満の声が挙がった。 ネット上では、台北市の柯文哲・市長が退任前に予算を使い切ろうとしたものとの見方が散見され、台北市議からも「予算の無駄遣い」と批判を受けている。 (12月19日)
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