【ジャピュラン☆ガイド】第58回 すしの魚君 松高店(さかなくん)

 
 
 
 

ギョギョ! 地下の穴場店

 週末の午後、信義エリアのョッピング街へお出かけ。上海で通い詰めてたブランド「COS」が台北101にオープンしてから、2~3週に一度はチェックしに行ってるんだ。

 と、歩き回ってるうちにもう18時。お腹も空いてきたけど、ピークタイムはどこも混み合うよね。彷徨いながらやってきたのは微風松高の地下2階。「魚君」って…さかなクンといえばギョギョギョ~! だけど、これは関係なさそうね。お寿司に海鮮丼か、さっぱりしたものが食べたかったしちょうどいいから入っちゃおう。しかしこのビル、回転寿司が2つも入っててさらに海鮮丼なんて、微風の社長は相当な寿司好きなんだね。知らんけど(流行語)。

 

▲宝石のように輝くイクラにサーモン、エンガワ。丼は小ぶりに見えてなかなかの満腹サイズ◎

限定のカキ、横取りされる

 カウンター席に通してもらって、メニューを拝見。ふむ、お寿司は2貫で100~200元、ウニは250元か。5皿くらい食べるなら「6貫+細巻盛り合わせ」(480元)か、500~700元の「海鮮丼」の方がお得な気がする。お、ち大好きなエンガワが入った「炙りえんがわ・イクラ丼」(480元)がある。連れも連れで大好物「サーモンイクラ丼」(520元)を発見して、2人ともすんなり決定。あと、この冬は北海道に帰らないから「塩筋子握り」(180元)も追加しよう。

 カウンター内はオープンキッチンで、目の前で板前さんがお寿司を握るところが見られるの。ネタの保存もちゃんとしてるし、清潔に保たれてるし、丁寧な作り方も眺めてて気持ちいいね。

 丼は漬物3種と鮭のあら汁付き。ウムウム、脂ののったエンガワがおいしい~。筋子の握りは塩がちょっと薄めで、すし酢に負けちゃってるかも。あら汁を早々に飲み干しちゃった連れは、お代わりを要求。ホントは単品80元なのに、店員さんの厚意で出してもらっちゃったよ。

 おや、カウンターの黒板に「今日の限定 厚岸産生ガキ」230元/個って書いてある! 厚岸のカキはうまいよねー! そんなまさか台湾で! と思いきや「今日はもう残り1個」…2人で分けられないし、諦めようと言いかけたらすぐさま隣のカップルがカキをオーダー。漂ってくるカキの生臭さ…オホーツク海の香り…違う、オホーツク海は反対だ…。

 
 
 

info

住所 台北市信義区松高路16號 微風松高B2階
TEL  02-2723-7896
営業時間 11時~14時、17時半~21時
席数 約30席
予算 350元~/人

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