新北市に住む女性が、昨年紛失したスマートウォッチを拾った人物から近頃電話があり、ロックの解除を依頼されるという出来事があった。
女性はおよそ1年前に米アップル社製のスマートウォッチ「アップルウォッチ」を紛失。警察に遺失物として届けたがこれまで見つかったとの連絡はなかった。ところが最近、拾得者からの電話でスマートウォッチがすでに派出所に届けられてから半年以上経過したため所有権が拾得者に移譲されていたことが発覚。拾得者は少額を支払うのでロックを解除してほしいと依頼した。
女性は警察のwebサイトを頻繁にチェックしていたものの、遺失物届けには「スマートウォッチ(智慧型手錶)」と記したのに対し、警察のシステムでは「腕時計(鐘錶)」と記載されており、システムの不備で見つからなかったとして国家賠償請求を行う意思を示している。
(7月6日)