【ジャピュラン☆ガイド】第47回 歐嬤德式美食 金華店(オウマードーシーメイシー)

ジャガイモを求めて

私はそもそも外国料理が好きな方だけど、中でも1、2を争うのが韓国料理と中東料理。そして3番にはソーセージにジャガイモっていうドイツ料理がランクインなんだ。北海道民らしくジャガイモばっかり食べてて、米やパンがなくてもジャガイモがあればいいかも? っていうくらい。

で、台北のドイツ料理店もいくつか足を運んでみたんだけど、ここはその中の1つで、ドイツ人と結婚した台湾女性がオーナーらしい。夫に食べさせるためにドイツ料理を作ってるうちに腕が上がって、ついにレストランをオープンしちゃったんだって。辛亥路に本店があって、内湖にも1店。そうそう、パンからケーキからソーセージから手作りの本格レストランなのよ。

この店に来るのは2年ぶりかな…あれ、こんな感じ? と思ったら、昨年1月に永康街から金華街に移ってたんだ。

▲本格ワンプレートディッシュのほか、サクッと食べられるホットドックやキッシュ(99元~)もある

卑猥な名前のお料理

メニューがお店によって違うっていうのもいいよね、私は今日はソーセージとイモ! の気分なのでソーセージ・プラッター「總匯香腸拼盤」(450元)に。相棒は〝ドイツの男料理〟と言われるシュトラマー・マックス「喝醉的馬克斯早午餐」(420元)。薄切りにして焼いた黒いドイツパンにハムや目玉焼きを乗せたシンプルなオープンサンドイッチだけど、この「ストラマー…」という名前はドイツ語でちょっと卑猥な言葉なんだって(笑)。ドイツ料理って変わった名前多いんだよね「死んだおばあちゃん」とかさ。

では、いただきまーす! ソーセージは「ヴァイスヴルスト」に「フランクフルター」もう1つは「テューリンガー」の3種類かな? スパイスハーブが効いてておいし~♪ 付け合わせはキャベツ漬け「ザワークラウト」とジャーマンポテト、ピクルスの定番トリオ。サンドイッチも卵の焼き加減が抜群だし、生ハムの塩気がベストマッチだね~。

+100元でセットにしたスープはキノコとタマネギの薄味クリームタイプ、ケーキはアップル・クーヘンで〆。ドイツといえば映画もことごとく面白いんだけどね、トルコ系移民の監督が撮った「ソウル・キッチン」っていう映画にはそりゃもうおいしそうなものが出てくるよ~。それ観てお腹空かせてから来るといいよ!

info

住所 台北市大安区金華街221號

TEL 02-2392-2447

営業時間 10時~20時

席数 約30+テラス4席

予算 400元~/人

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