中央流行感染症指揮センターは5月17日(火)、新型コロナウイルスに感染した人の濃厚接触者について、ワクチンの3回接種を完了していれば隔離を不要とし、7日間の自主健康管理期間のみとする「0+7」案を発表した。同居者、同居の家族が濃厚接触者に当たり、ワクチン3回接種を終えていない場合は3日間の隔離と4日間の自主健康管理となる。
同センターによると、隔離不要の場合も不要不急の外出は避け、外出、出勤、買い物などは簡易検査を行い陰性であれば可能。ただし人の多い場所への外出や、集会への参加、会食は禁じられる。なお濃厚接触者が過去3ヶ月以内に感染し、回復した人の場合も隔離免除。
同センターは台湾本土内での規制が緩和される一方で、海外渡航については未だ見通しを示していない。これについて衛生福利部の石崇良・次長は「海外からの変異株流入を警戒している」と説明している。
(5月18日)