女子大学生がバスに轢かれ死亡 運転士が警告音に気づかず

台中市内で9月22日(日)夜、路線バスが市内の大学に通う女子生徒2人を轢き、うち1人が死亡する事故があった。

バスは鉄道台中駅と西側沿岸部間を走行する305線で、事故があったのは駅近くの著名スポット「宮原眼科」前の交差点。バスが左折する際、横断歩道を渡る2人に気づかず、1人がバスの車体下部に巻き込まれ死亡した。
調べによるとバスには「先進運転支援システム(ADAS)」が搭載されており、当時歩行者の接近を検知し警告音を発したが、運転士が注意を払わなかったことが明らかになった。台中市政府はシステム導入とともに運転士の教育の重要性を指摘している。
なお交通部の統計によると、今年1~6月の交通事故による歩行者の死亡案件は183人で、昨年同期比10人増。うち39人が、車両が歩行者に道を譲らなかったことが原因で死亡したことがわかった。
また死者数の都市別増加率は新竹市が10人増の12人でトップ、次いで台中市が7人増の28人となった。

(9月24日)

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