台湾LGBTQパレード 17万人が参加、総統候補も

台北市内で10月29日(日)、LGBTQ(性的少数者)の当事者や支援者によるパレードが行われ、総参加者数は17万人超となった。

台湾におけるLGBTQパレードは今年で21年目となり、今回のテーマは「スタンド・ウィズ・ダイバーシティ(與多元同行)」。
パレードに参加した民進党主席で総統選への出馬を表明している賴清徳氏は「性と婚姻の平等のために尽力してきた人々に感謝したい」「彼らの犠牲と献身によって台湾社会はより多様で明るいものとなり、アジア初の婚姻平等国家となった」と述べ、また前行政院長の蘇貞昌氏も「世界にはまだ取り除かなければならない差別や偏見が多くある」「台湾人は自由のために闘うと信じている」と話した。

そのほか婚姻平等法の改訂に尽力した元立法委員の尤美女氏、前文化部長の鄭麗君氏らもパレードを共に歩き、性の平等への支持を表明した。

(10月23日)

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