AZ製ワクチンの接種スタート 4人に軽度の副作用症状出現

 中央流行感染症指揮センターは3月24日(水)の会見で、医療従事者を対象としたアストラゼネカ(AZ)社製ワクチンの接種を22日(月)より開始し、24日(水)までにうち4人が副作用症状を呈したことを公表した。

 接種を受けたのは22日(月)に1580人、23日(火)が1638人で、2日間の合計数は3218人。このうち4人が発熱や頭痛、筋肉痛、接種部位の腫れ、手の痺れなど副作用症状を訴えたがいずれも軽症だという。

 ワクチンは新北市の病院4院にて接種を実施。しかしながら接種を希望する医療従事者らが足を運ぶのに不便との声があり、同センターはさらに汐止國泰、輔大醫院、衛福部台北醫院、三峽恩主公、新北市立聯合醫院、新店耕莘の6院での接種を承認した。

 また医療従事者への接種に先立って、蘇貞昌・行政院長と陳時中・衛生福利部長は22日(月)早朝に接種を受け、副作用症状はないという。なお未到着のCOVAXワクチン20万本について、同センターCOVAX側が「迅速に対応する」との回答があったことを明かした。

(3月24日)

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