台湾の航空社大手「チャイナ・エアライン(中華航空)」のパイロット622人がストを実行している件で、2月13日(水)8時過ぎ、労働組合と会社側で暫定的な合意に至った。
同日は労組側の希望で深夜の時間帯に3度目の労使協議を行うことが決定しており、深夜1時から決行。長時間乗務する場合の人数編成について、フライト時間が8時間を超える場合は3人、12時間以上の場合は4人とすることでコンセンサスが取れた。開始からおよそ7時間半後、議場には拍手が鳴り響いた。そのほか、アメリカ・アラスカ州のアンカレッジ―NY間は3人体制、重慶の深夜貨物便には4人を派遣、ほか西安、パラオ、グアムの5路線について特殊編成を組むことも取り決めた。
ストの影響で、同社では13日(水)までに計33便を欠航したが、翌14日(木)には63人が職場復帰したが、10時から4度目の協議に入る。
(2月14日)