台北市内にある有名高校で、教師による性的暴行事件が発生していたことがわかった。
同校によると、事件があったのは昨年3月と12月、さらに今年1月の計3回。いずれも同校に勤める別の教師により報告され、24時間以内に教育局へ通報。しかしながら3月、12月の2回は被害者、加害者とも否認し、事実が確認できず不起訴処分に終わっている。今年1月の件に関しては、性別平等委員会が調査中。同教師は同校OBで、7年前に部活顧問として採用。この件により昨年6月9日付で解雇された。
なお教育部の統計によると、昨年の教師による性的暴行案件は83件、セクハラは588件に上り、10年前と比べ約16倍。また解雇処分となった教師は80人に及ぶ。
(4月1日)