公共交通でマスクの着用必須 警告に従わない場合は罰金

台北市では4月4日(土)、MRT(捷運)とバスの公共交通利用に際しマスクの着用を必須としたところ、初日にMRTでおよそ500人、バスで2人がマスクの着用を勧められるも従わなかったケースが発生していたことがわかった。

台北MRTによると同日16時までの利用者数はのべ約38.7万人。うち3600人ほどがマスクを着用せず改札を通過し、駅員や警備員に促されマスクを着用して乗車した。しかしながら約500人はマスクを持参していなかったとみられ、駅から立ち去ったという。

台北市公共運輸處によるとバスでは2件の違反事例が発生。うち1件では2人が運転手から注意を受けるも着用しないまま乗車し続け、最終的に警察が出動し下車させられた。

規定では違反者に3000~1万5000元の罰金が科されるが、同日は初日とあっていずれも注意及び警告のみとなった。

また鉄道でも同様の措置を実施。台鐵によると5日(日)、指示に従わなかった乗客が車掌に暴言、暴行し遅延が発生したという。

(4月7日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 問給付金の1万元受け取り口座がロックされた、というニュースを見ました。普段あまり使っていない口座だ…
  2.  行政院はこの度、行事歴の新制度を公表し、2026年から祝日調整に伴う土曜日の「振替出勤(補班)…
  3.  台北市北投区で昨年、ごみ収集清掃員が回収品の電気鍋を廃品回収業者に譲ったとして汚職防止法違反に問わ…
PAGE TOP