以前にもこちらのコラムにて「似合う色」について書きましたが、今回は似合う色の効果的な選び方についてお話ししたいと思います。
人はそれぞれ髪や目、肌の色素が異なりますよね。この微妙な差に合わせてきちんと「似合う色」を身に着けると、持って生まれた色素がより活かされるんです。これが「似合う色」つまり「パーソナルカラー」です。
「パーソナルカラー」がアメリカから日本に入ってきたのは1980年代。それから約40年の間、様々な研究や分析が行われ、従来は春、夏、秋、冬の「4シーズン」に分類したカラーをさらに細分化した「12シーズン」が主流になりました。
「12シーズン」法で考えると、例えば「スプリング」の中でもより明るく薄い色が似合って「サマー」タイプの明るい色も着こなせる人は「ライト・スプリング」。また、よりイエローベースの「スプリング」が似合う方は「トゥルー・スプリング」となります。さらに「ウィンター」タイプの鮮やかな色も着こなせる人は「ブライト・スプリング」となり、同じ「スプリング」でも微妙に変わってきます。
特に、似合う色が様々なシーズンに当てはまり、4シーズン法では答えが出にくかった人の多くは比較的穏やかな中間色の「ソフト・オータム」や「ソフト・サマー」などが似合うことがあります。日本人にはこのソフトな色合いが似合う方も多く、イエローとブルーベースが混在している場合も多いんですよ。
次回はこの「ソフトタイプ」の色が似合う方の特徴について、詳しく解説していきますね。