台北自來水事業處によると、台北市における今年1月~8月の生活用水使用量が過去10年で最高を記録したことがわかった。
台北市民1人当たりの8カ月間の生活用水使用量は211.9m3に達し、昨年同期比11m3増。今年は新型コロナウイルスの影響で手洗い・うがいが頻繁化したことが原因とみられる。
一方今年は降水量が例年に比べ少なく、台北市に水を供給する新北市新店区の翡翠ダムでは10月6日(火)時点での貯水量が148.18m、貯水率48.3%と過去17年で最低を記録。政府は節水を呼び掛けていたが、9日(金)以降に台風15号、16号の影響で降水量が増加、貯水率は51%に達した。
(10月13日)