農業委員会は12月12日(水)、2人の旅行客が中国から持ち帰った肉加工製品からアフリカ豚コレラが検出され、それぞれ1万5000元の罰金を科したことを公表した。
2人のうち1人は重慶から、もう1人はハルピンから入境、いずれも中国製の豚肉を使ったソーセージが荷物から見つかり、検査の結果アフリカ豚コレラウイルスが検出された。ウイルスは現在中国で流行しているものと型が一致している。
そのほか家畜衛生試験所は、空港及び港で旅客が入境前に廃棄した中国製肉加工品を検査したところ、同ウイルスを検出したと報告。農業委はこれらの状況を受け、12日(水)正午、携帯端末に緊急警報を送信、注意を促している。
(12月12日)