海老ダシが評判に
MRT「市政府」駅から徒歩7分、忠孝東路四段の住宅街に今年7月オープンした「つけ麺・五之神製作所」。一見するとカフェかセレクトショップを思わせる木のドアは、女性も気軽に入りやすい雰囲気を醸している。
本拠地は東京・青梅市。エビで出汁を取るスープが評判になり、バラエティ番組「ダウンタウンDX」で紹介されると、たちまち全国から青梅店を訪れる客が後を絶たなくなった。現在は新宿、神田など都内に5店舗を構え、台北は初の海外進出となる。
おいしくがっつり
「本物の素材にこだわり、しっかりとしたエビの味で勝負をしています」と料理長の鈴木さん。台湾では新鮮なエビが手に入る。ラーメンはとんこつや鶏ガラで取ったスープが多いが、エビ好きの多い台湾人の口には、香り高い濃厚なエビ出汁つけ麺スープが合うのだそう。
麺も自家製で、作り方は鈴木さんが伝授。店内には必ず日本人シェフが常駐し、日本の味のクオリティを守り続けている。
写真の「濃厚海老つけ麺」(小・中230元、大260元)は、とんこつ、鶏ガラなどとエビを合わせた。豚肉などの具がゴロゴロ入って、新鮮なエビの香りと甘みが贅沢な濃厚さだ。女性客の9割がオーダーするのはおしゃれでさっぱり系な「エビトマトつけ麺」(小・中250元、大280元)。「濃厚エビ出汁ラーメン」(230元)は動物性スープ不使用、100%エビだけを堪能できる。
今回は、本誌ページを提示すると、1人につきビール(70元)またはコーラ(50元)を1本サービスされる。
つけ麺は「中」でも麺が240㌘と多めだが「がっつり美味しく食べてほしいから」とのこと。味自慢ゆえのボリュームに、挑みに行ってみよう。
住所:信義区忠孝東路四段553巷6弄6號
TEL:02-2746-6867
営業時間:平日:11時~15時(L/O 14時半)、17時~21時(L/O20時半)、土日祝は11時~21時(火曜休み)
席数:カウンター7席、テーブル20席
予算:300元~