台湾政府が海外からの入境者に対し義務付けている隔離期間が、6月15日(水)より3日間に短縮された。また隔離期間満了後に4日間の自主防疫(健康管理)期間を設定し、1週間当たりの入境者数は2万5000人までとされた。
隔離は同一日に入境した家族や親族、同居者のみ空間の共有が可能。自主防疫期間は不急の外出を避け、外出は2日以内のスクリーニング(抗原簡易)検査キットでの陰性判定が必須とされる。
なお、従来のオミクロン株よりも高リスクの変異型BA.4、BA.5の流入増が懸念されるが、同センターは入境者の搭乗前2日以内のPCR陰性証明と、到着時のPCR検査が防疫策として有効としている。また観光客の受け入れについて、陳時中・指揮官は「9月にも開放する」と初めて具体的な見通しを公表。交通部の王國材・部長は「準備はできている」と国境開放に前向きな姿勢を示した。
(6月15日)