工場の汚水槽で転落事故 4人が硫化水素中毒で死亡

 

印刷基板の製造会社「燿華電子股份有限公司」の宜蘭縣蘇澳工場にて、6月26日(月)午前、汚水槽の清掃に当たっていた作業員4人が硫化水素中毒で死亡するという事故があった。

同縣消防局によると、同日10時07分、蘇澳鎮利澤工業区内の同社工場にて工員が不注意により汚水槽に進入したため、救助を要請する旨の通報を受信。現場に駆けつけた救急隊員が工員を救出、2人は意識を回復したが4人はそのまま亡くなった。病院によると意識を回復した2人も、呼吸困難とのどの熱傷などけがを負っているという。

宜蘭縣政府労工処によると、中華民國労働部職業安全衛生署は同工場の運転停止を通知。事態の詳細な確認及び今後の改善対策が完了した後に復旧を許可するとした。

調査によると、2人の工員が清掃作業中、うち1人が誤って汚水槽に転落。救助のため5人が跳び込み、まもなく硫化水素中毒で昏倒したという。硫化水素は吸入すると意識を失い、そのまま死亡に至る強烈な神経毒素。

(6月27日)

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