今年6月からインドネシア籍の女性移民労働者の行方がわからなくなっていた件で、桃園市移民署特別捜査チームは7月12日(日)、女性の身柄を確保した。
女性は38歳で、昨年7月に来台。新北市内にて介護の仕事に従事していたが、同12月に雇用主宅を脱走した。雲林縣に住む同インドネシア籍の男性宅に身を寄せたが、今年6月に妊娠が発覚。中絶のため医療機関を訪れたものの、すでに妊娠6カ月を過ぎていたため手術に適さないと医者に促され諦めて帰宅したが、検査の過程でHIV感染が発覚。その後行方がわからなくなったが4人の台湾人男性との交際が判明した。
また仕事の紹介と称して知人の女性から8万元を騙し取り、行方を眩ませており、指名手配中だった。移民署はさらなるHIVの感染拡大も懸念し、女性の行方を追っていたところ、桃園市平鎮区に出没しているとの情報を得て確保に至った。
なお移民署によると女性の身柄は苗栗地方検察署に移され、近日中にもインドネシアに送還する予定としている。
(7月13日)