日本の洋食も世界に誇れる食文化だけど、台湾の朝食のサンドイッチ(三明治)はそれこそ台湾独自のグルメとして匹敵すると思うのよね。留学時代は毎朝サンドイッチを買って大学行って、校内のベンチで読書しながら食べるのが日課。365日のうち300日くらい食べてたかな。その頃買ってたのは昼や夜には炒飯なんかを出す店で、同じ鉄板を使ってサンドイッチを作るんでそれは香ばしいお味だった。
こちらの「扶旺號」は「台湾サンドイッチ」が浸透した2015年、寧夏夜市にある鉄板焼き店のオーナーがシャレオツ系列の草分け的にオープンしたお店。そのせいか、よくある朝食店の「肉もどき(笑)」とは違って、いいお肉を使っちゃうんだよね。
早速オーダーしたのは「雪花牛肉」のドリンクセット。オーダー時にパンの耳をカットするかどうか選択できるの。セットのドリンクは紅茶か+30元でミルクティ、オプションで大根の漬物「菜圃」や卵、チーズのトッピングもOK。甘辛い焼肉ダレが絡んだ牛肉とタマネギ、半熟卵にレタスのシャキシャキ感、たまらん。
オススメの「扶旺號招牌土司」はチャーシューみたいな豚肉と卵、キュウリ、トマトのBLTスタイル。これも満足度◎なのでぜひ2つともオーダーしていただきたい。
「扶旺」はオーナーのお父さんの名前らしい。確か別の店にはおばあちゃんの名前を付けてたし、家族思いのラオバンなのね。