【今週もゴチになります】頑 居酒屋 ―炭火焼き鳥―

  

日本で焼き鳥修業

中山北路二段から林森公園につながる小路を入ると、真新しいコンクリート打ちっぱなしの外壁と「頑」の看板が目を引く。「頑 居酒屋」は昨年12月オープンした、炭火焼き鳥店だ。

店内には焼き場を囲んで12人が座れるL字のカウンターと、6脚の4人掛けテーブル。ほのかに灯る壁のライトが、リラックスできるゆとりの空間を演出している。

「うちで出すのは伝統的な日本の炭火焼き鳥。内装はあえてシンプルな洋風にしました」と語る店長のマーティンさんは、不動産業に7年就いた後「本当に興味のあることをやろう」と決意し東京・新宿の専門店で修業した。帰国後もまた専門店で経験を積み重ねながら日本酒ソムリエ「唎酒師(ききざけし)」の資格も取得、やっと開店にこぎつけた。

遊び心と頑固さを

まずはスペイン風マグロサラダ「ピピラナ」(250元)をつまみに、酒は辛口が好みというマーティンさんのオススメで秋田の日本酒「阿櫻」(2400元/720cc)を開けてしまおう。

今回は「乾杯ドリンク」と「ささみ」を1人1つずつサービス。「ささみ」は、ワサビの爽やかさとふんわりジューシーな焼き加減のバランスにため息が出る。

「手羽先」(80元)は中間の部位が香ばしく骨から肉がほろほろほどけ、有機豚肉の「活菌猪五花」(60元)で染み出る上質な脂とパリパリの歯ごたえを堪能。野菜も銀杏(80元)や「金針花」(70元)を楽しんだら、〆には要予約の「煮込み牛肉と半熟たまごご飯」(180元)を。日本の桜を閉じ込めた手作りの美しいデザート「水信玄餅」(80元)は、上品な黒蜜でさっぱりと。

店名の由来は「頑皮(わんぱく)」な遊び心と伝統的な手法を守る頑固さを合わせたとのこと。香ばしい串に唎酒師オススメの酒と心意気から、日本の夜を改めて思い出す。

Info

住所 中山区中山北路二段27巷12號

TEL 02-2581-2557

営業時間 18時~23時半(日曜休み)

席数 45席

予算 700元~

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