「逃亡犯条例」発端の容疑者 刑期終え出獄、自首の意向

2018年2月、台湾で交際相手の女性を殺害した後香港に戻り、女性の所持品を転売した罪で逮捕、起訴され刑務所に収容されていた男が10月23日(水)9時、刑期を終え出所。メディアに対し、台湾へ赴き自首したいとの意向を示した。
男は台北市内で女性を殺害し遺体を遺棄した後、単身で香港へ逃亡。士林地方検察署は三度に渡り香港政府へ男の身柄引き渡しを要求してきたが、香港―台湾間に司法協力制度がないため香港政府はこれを拒否。香港では殺人罪に問うことができず、女性の所持品を転売した「資金洗浄罪」による刑罰のみが下された。
しかしながら男の身柄を台湾に引き渡すか否かを契機に、香港では「逃亡犯条例」の制定を巡り政府に抗議する市民と警察の衝突が勃発。男は同日メディアに対し、一連の騒動に関する責任を感じ自首したいと話した。
(10月23日)
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